コロナウイルス感染予防のための自粛規制が先日全国的に解除されてホッとされている方も多いかと思います。(現在世界中でパンデミックが最高潮に発生しており日本も再び2次感染が危惧されていますが今日は野暮なことは書かないようにします。)
さて自粛している間に中延商店街の近隣では“美味しいお店”が数件増えました。中でも面白いのは貝を中心にした「大徳」という海鮮料理屋は築地市場の仲買人の子息が開店したお店である。
午後5時に成ったのでチョッと開店までには早すぎかなァ~とおもいつつ玄関越しに声をかけると元気な声が聞けてきた。連れの人と恐る恐る中に入るとまるでヨーロッパ風の雰囲気でお店を間違えたのかと一瞬思ったほどである。
挨拶もほどほどにお薦めの海鮮を注文しました。 特に 「ハマグリ塩焼き」は新鮮さもあって別格の美味で有った。そのほかにも各地の魚介類を出してもらいマスターが出店までのいきさつなどを語ってくれましたが まだ開店して間もない様子で店内には趣味の楽器(ピアノ、ヴァイオリン、サックス、そしてベース)があちこちに置いてありこれからジャズのコンサートが始まるのではないかと思う雰囲気であった。
小生は富山市の出身なので日本海の冷たい海で鍛えられたお魚には目がないけど今回は世界的魚市場として知られている築地市場からの珍味を マスターである“とくさん”にいかにして食べるのが良いかを尋ねながら「キール」と一緒に美味しくいただいてきた。
チョット挨拶替りに立ち寄ったつもりがアッという間に時計は8時を過ぎていて再訪を約束して家路に向かった。
コロナウイルスの嫌なニュースばかりでうんざりしていた時でもあり久しぶりに「天下の美味」を味わうことが出来てご機嫌な一日となった。