まさか この年齢に成り2ヶ月に亘っての自粛生活を強要されるとは思いもよらぬ出来事でした。
小泉元首相が「人生には“上り坂あり”“下り坂あり”だがもう一つの坂が有る。それは“マサカ”である。」と話していたことが思い出されます。良い意味の“マサカ”であれば嬉しいのですが今回の様な“マサカ”はもうこれっきりにしてほしいものです。
これまでの人生で何度か苦境に遭ったがその都度 体力を頼りに乗り越えてきたが今回のコロナウイルスは特に「高齢者」で「心臓病」「糖尿病」の持病を持つわが身にすれば絶望的であった。そのような現況下の中を鎌倉の自宅から品川中延の事務所まで必要に迫られて出かけることも度々であった。
自粛が徹底していたせいで電車の中はガラガラに空いていて今までの大混雑は何であったのかと考えさせられました。勿論「マスク」と「ビニール手袋」を着用しての往復です。
帰宅した時には玄関先で頭のてっぺんから足の先まで徹底的に消毒スプレーを浴び 着ていたシャツ類は洗濯 そして浴室での全身シャワー消毒を徹底的に行った結果 コロナに感染することもなく今日まで無事に持ちこたえることが出来ました。
今回のコロナウィルス感染事件で大きく世の中の仕組みが変化することが予測されます。テレワークにより交通機関の利用者が激減することや今まで出勤しての仕事であったものが自宅で処理できることから事務所の必要性がこれも激減など枚挙にいとまがない。
デジタル万能時代の到来でこれまでの価値観が大きく変化することは間違いないでしょう。しかしそれが人間的に良い事なのか悪しきことなのかは誰にも分からない。ただいえることは人間としての普遍的な価値観は変わることは無いと信じているのは小生のみであろうか?