昨日 近隣の公園管理者から電話が入り この春から公園内の大木(クヌギ)にミツバチらしき蜂が巣を作り始めているが公園に遊びに来る子供たちが刺されるのではないかと思い どのようにすれば良いのか教えてほしいとのことでした。
幸い昨日からの雨も上がり曇り空であったが同僚の桜庭氏と自転車に乗って現場へ出かけると公園内を掃除している管理人さんに会うことが出来た。
巣を作り始めたクヌギの大木へ案内してもらった。地表から出た根っ子(株)の間に小さな空間がありその奥中に巣作りを始めたらしく相当数の働き蜂が花粉団子を運んで飛来していた。管理人さんの話を聞いていると遊びに来た子供たちが刺されることが有ると管理する立場として責任を感じるが 一方では貴重な日本蜜蜂を殺虫剤で駆除することは自然界の貴重な生きものを人間の勝手で殺戮してしまうことへの良心の呵責とで悩んでいることが分かりました。
区役所の公園課には「貴重昆虫である“ニッポンミツバチ”は滅多に人に対して危害を掛けることは無く むしろ素晴らしい環境が保たれている公園のシンボルとして保護すること」を提案してみようと言うことにしてひとまず帰ってきた。
区役所の担当官はどのような判断を下すか心配ですが自然の大切さを認識している人であることを祈るばかりであります。