昨日 帝京大学井の頭キャンパスで日頃からの高齢者生活支援活動の実体験を話してほしいと依頼を受けて出かけました。担当された井上先生とは昨年11月に丹波山村へ訪問した折ご一緒しました。先生は観光学が専門で博士号を取得されている方ですが以前から素晴らしい自然の宝庫の様な丹波山村に注目されていたようです。
今回の講演は授業の一環でありますが近隣の高齢者の方々にも呼びかけをしたオープン講座でありました。テーマーが地味なので来訪者は少ないのではと心配されていましたが開講時には約60名位の人達が参集されました。やはり現在の大きな社会問題である「これからの超高齢者社会」に多くの方々が関心をお持ちであることを実感として感じました。
全国各地に招かれて私どもの「有償ボランティア」を理解して頂き実行してもらいたくてシステムをとおしての実体験をお話ししております。
何処の街でも組織を運営することのむずかしさに直面し挫折すケースが多々あり今回の三鷹地区の方でもいろいろと名案を模索されているようでした。
企業人として全うされこれからの人生を近隣地域で奉仕活動をしようと「尊い志」を持っていざ活動をしようと思っても組織が無かったり又組織が有っても柔軟性の乏しいこう着した古い組織では再び企業人と変わらぬ思いをしなければ成らないことになり次第に孤立化していくのです。
これらの障害を打破するには何よりも「生きがい」を見つけ出すことが最も大切で有ると感じます。「生きがい」もいろいろありますが困り事をお助けし解決した時に“ありがとう”と感謝された時は人間としての至福を感じる時だと思います。小さなことでも“思いやりの精神”で活動すれば充実した生涯を全うすることが出来ると信じています。
全てに「ありがとう!」の気持ちを持ってこれからも頑張っていきます。